お気に入りというか、読んで衝撃を受けた漫画があります。それが『東京タラレバ娘』。
東村アキコさんの作品で、彼女の作品は映画化された『海月姫（くらげひめ）』などをぼんやり知っている程度でした。
ストーリーは2020年の東京オリンピックまでに結婚したいと思っているアラサー3人娘についての話。東京でキャリアを積んではいるものの、若い世代に追い抜かされそうになったり、恋愛では不倫や二股恋愛があったり、波瀾万丈です。決して結婚できなさそうな3人の前に、モデルのKEYという男性が現れますが、普通ならこの子が白馬の王子様的存在なはずなのに甘い言葉はささやきません。むしろ、ひどいことしか言いません。3人娘は飲むのが好きで、赤裸々に自分語りをしています。
主人公はドラマ脚本家で、いわゆるおしゃれな職業なのに恋愛ではうまくいかないのもリアリティがあります。今は5巻まで出ていて、独身の人（特にアラサー）は読むのをやめた方がいいんじゃないかと思うほどの辛辣さもある漫画です。賛否両論ありそうです。