人生と向き合う時間

先日、人生と向き合う時間がありました。友人の紹介で、私の倍の年齢の方との出会いがきっかけです。

初めて会ったのに、私に、「今の人生に満足してますか?」「最高の人生だって胸張って言えますか?」と質問をしてきました。

はじめは、びっくりしました。そのような質問を受けたこともなかったので、驚きました。人見知りの私もなぜかその人には、

スラスラと自分のことを話せました。

私は親の離婚、父が亡くなったことから、他人はもちろん家族にすら、何も話せなくなっていました。

子供のころの話から、現在の話まで初めて会ったその方に話をしていました。そして、話を進めていると、私の心の中にたくさんの感情が

溢れてくるのです。辛かったこと、泣きたかったこと、寂しかったこと、言いたかったこと、嬉しかったこと、幸せだったことも、、、

たくさんの気持ちがでてくると、私の目には涙が溢れていました。胸に手をあてるととても温かかったです。過去の物事も、今になって考えると

私を成長させてくれたと思えます。過去の出来事は変えられないけど、その出来事の見方は、変えて見れることを知りました。

当時は母親、父親を恨んでいた私っでしたが、このことがきっかけで、母に謝り、話ができました。久しぶりに母の顔を見ることが出来ました。

そして、母親と離れていた月日を感じました。とてもシワも増え、丸く見えました。腰も曲がってきていて、身長も低くなり、小さく見えました。

面と向かって、母親に家を出てってしまい本当に申し訳なかった。私は当時弱くて逃げるように家をでたことをゆっくり話をしました。そして、自分の話をしていると、母も当時の気持ちを話をしてくれました。家族みんなで笑ってごはん食べたかった。お前には、苦しい思いをさせたと思っているよ。私は、母親として失格だとも感じた。だけど、19歳の時出て行ったお前が6年ぶりに帰ってきて、周りの人の話を聞くとたくさんのことを学んで、大人になったんだな。って思うよ。ほんとにごめんね。そしておかえり。

と言ってくれた。今まで母親とこんな話をしたことのあかった私だったので、穏やかに話す母親に驚きました。ただ、とても温かい気持ちになりました。

初めての出会ったあの人に心から感謝でいっぱいです。あの時にこれだけ心から気持ちが溢れていなければ、母に謝る勇気だとか、すべてを話すことはなかったと思います。

私は決めました。話を聴くことを通して、周りの人の支えだったり、行動に移せる勇気を与えられるカウンセラーになると。

以前から興味はあり、心理学を学んでいたので、改めて、目指し学んで、より多くの人が自分らしく人生が今最高に楽しいと胸張って生きる

世の中にするために仕事しようと決意しました。

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