古代ギリシャのファッションは古代エジプトファッションよりも肌の露出が少なく、簡素な作りでしたが被服らしいくなってきました。
男性の服装は、布を肩まで持ってきてピンでとめるので、もう一方の肩はむき出しになっていました。腰は革製のベルトで締め、ベルトには金属製の留め具もついていました。頭にはつばびろ帽子という、かなりファッショナブルな服装になっています。
布の材質は亜麻【リネン】もしくはウールです。女性ファッションもリネンの1枚仕立てですが2枚重ねで着ることがありました。かなり大きくゆったりとした作りで、特にウエスト周りはドリーブをきかせた作りになっています。布を両肩ピンでとめ、腰はベルトをしめます。このころ中国から絹が伝わりますが、高級な布地で上流階級の人たちのファッションに使われていました。
ゲルマン民族から伝わった古代ギリシャ、ローマ時代のファッションが現代ヨーロッパファッションのルーツといわれています。中世後半からは、ドリーブをたっぷりとったゆったり目の上着、スカートの広がりは大きくなり、ウエストをきゅっと締めた美しいシルエットのファッションへと変わっていきます。古代ギリシャのファッションは今現在ネット通販でハロウィーンパーティーコスチュームとしも人気があります。
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