引っ越しと要領

わたしは過去に、同じ県内で2回、引っ越しをしました。親の転勤に合わせた転居です。現在の家が古くなったので建て替えるために仮住まいに移動してそこから戻ったことを数えると4回になります。

引っ越しは、とにかく要領です。インターネットで調べて理解できるものではありません。数回自分が実際に繰り返すとわかってきます。ひとりでなんとかしようと考えず、家族や知人、友だち、同僚をうまく巻き込んで進めたほうが疲労度も少なくてすむでしょう。

引っ越しでは、とにかく大量のゴミが出ます。移動する際に破損する可能性のあるものは、リサイクルショップへ持ち込むか人に譲ったり、または廃棄します。そこでやっと、なぜこんなものを買ったのだろうと気づきます。そして気持ちよく大量に処分しているうちに、こんどは勢い良すぎて、捨ててはいけないものまで捨ててしまうこともあります。日頃から取捨選択の見極めを素早くつける習慣をつけると、引っ越しの際に悩んだりうっかり捨ててしまうことも少なくなると思います。

今思い出すと、住んでいた土地にはそれぞれ個性があり、不便なところもありましたが便利なところもありました。もっとあの場所へ行っておけばよかった、と思い出すこともあります。ひょっとしたら引っ越しをしなくてもよかったのではないかと後悔することもあります。

だからといって引っ越しを非難するわけではありません。できれば環境に合わせて柔軟に移動する要領は身につけておくべきと考えます。そこに執着したくなる気持ちもわかりますが、いざというときはいろいろなものを捨てて先に進まなければいけない時がきます。そして人は思った以上にそれぞれの場所に難なく溶け込めるようにできています。多くの方に身軽に移動する要領を身につけていただきたいです。

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