血糖値を正常に保つにはインスリンが正常に働かなければなりません。
沖縄の代表的な食材、ゴーヤにはインスリンに似た成分が含まれています。
そのため、日常の野菜としてだけでなく、糖尿病の薬としても親しまれています。
ゴーヤの成分であるビタミンB1は糖の代謝を高めます。
また食物繊維は糖の吸収を抑える働きがあるので、食後の血糖値の上昇を防いでくれます。
そしてカリウムは血中の老廃物を排除してくれ、血圧が上昇するのを防ぎ、高血圧の合併症である高血糖の予防にもなります。
さらに豊富に含まれるカロテンやビタミンCが活性酸素を防ぐといった抗酸化作用が強いのも特徴です。
ゴーヤの中で一番注目したいのがゴーヤの種です。
この種にはインスリンに似た働きの成分が含まれています。
植物インスリンと呼ばれています。
すなわち、人間の体内でインスリンと同じ働きをすると言われています。
口からからだの中に入り、消化器で消化吸収されてからなお、ブドウ糖を吸収させるといったまさにインスリンと似た働きをします。
通常は種を取り除いて、料理をしますが、種も料理に加えてみては如何でしょうか?
一度、種を天ぷらで揚げて食べようと思いましたが、固くて食べられませんでした。
そこで、1日ほど天日干しにして、レンジで加熱し(500Wで2分ほど)、フライパンでカリカリになるまで炒ってから、塩を少しふりかけて食べるとGood!でした。
ゴーヤが出回る時期は結構、太陽光が強いからいいのかもしれませんね。